遺品整理を業者に依頼すると、いくら位かかるの?
実家がゴミ屋敷状態、遺品整理費用がヤバイかも。
遺品整理を業者に依頼したいけれど、費用がわからないと躊躇してしまいますよね。
本記事では、次の点について解説します。
- 遺品整理を依頼した場合の費用相場
- 遺品整理、マンションの場合の費用は?
- そもそも遺品整理業者って何をしてくれるの?
- 遺品整理を行うタイミング
- 遺品整理を自力で行う場合の費用
- 優良な遺品整理業者の見極め方
- 遺品整理費用をカバーする保険があるって本当?
記事後半では、遺品整理業者に必須の一般廃棄物収集運搬許可業者と提携している優良業者を紹介します。遺品整理はやり直しがきかないものです。ぜひ本記事をお役立てください。
遺品整理の費用・一軒家の場合の相場はいくらかかった?
遺品整理を行うことは、精神的にも体力的にも負担が大きいため、遺品整理業者や不用品回収業者に依頼する人が増加しています。そこで気になるのは、遺品整理業者に依頼した際にかかる費用です。
間取り別、遺品整理業者の費用相場を紹介します。
一軒家の間取りはおおむね3LDK以上と仮定すると、2023年現在の一軒家の遺品整理料金の相場は17万円〜60万円程度、日数は2日〜というのがデータ集計の結果です。作業人数を増員して行った場合は、1日で完了することも少なくありません。
遺品整理の費用、マンションの場合の相場は?
一軒家の遺品整理費用の相場を説明しましたが、マンションやアパートの場合はどうなるのでしょうか。
一般的には、戸建ての方が収納が多いため、遺品の量も多くなる傾向があります。併せて、庭に物置がある場合やガレージにも物が収納されている場合もあり、遺品が増える傾向があります。
そのため、マンションなどの集合住宅の方が遺品整理の費用は割安になりそうです。しかし次の様な要因があると、逆に戸建より費用が高くなる可能性もあります。
- 集合住宅の1階以外でエレベーターがない場合は作業時間・作業人数も増えるため費用は高くなる傾向にある
- 集合住宅前にトラックが停車できない場合にも、トラックの待機要員が必要となり費用が高くなる傾向にある
このように遺品整理の費用は、一軒家か集合住宅かによって一概に費用相場を語ることはできません。
遺品整理のサービス内容とオプション内容は?
ところで、遺品整理業者に依頼するとどんなことを行ってくれるのでしょうか。不用品回収業者との違いがイマイチわからない人も多いのではないでしょうか。遺品整理業者のサービス内容について確認しましょう。
遺品整理の基本的なサービス
遺品整理業者に依頼した際の、一般的なサービス内容は次のとおりです。
- 必要な物と不要な物の仕分け
- 貴重品の捜索
- 不用品の回収と処分
- 作業後の簡易清掃
基本的には上記作業が行われます。不用品回収業者は物を不用品として扱うのが原則ですが、遺品整理業者は物を遺品として扱うため物の扱いが丁寧であることが特徴でしょう。
また物の仕分けをひとつひとつ行い、貴重品の捜索をおこなうために不要日回収にくらべ作業時間が長くなります。
遺品整理のオプションサービス
一般的な遺品整理のサービスの他にも、各社オプションサービスを提供しています。オプションサービスの代表的なものを紹介します。
特殊清掃
自宅で孤独死された場合やゴミ屋敷状態で汚れや匂いが取れない場合には、特殊清掃を行います。特殊清掃は専門の薬剤や機材を使い行いますが、私たち一般市民には日常的に接点がありません。
そのため、いい加減な特殊清掃を行う業者もいるため注意が必要です。ホームページ上などで、どのような薬剤や機材を使用するのか明確にしている業者を選びましょう。
遺品の買取
多量の遺品の中から、買取可能なものを現金化してもらえるサービスです。買取をしてもらえれば、遺品整理費用から差し引いて貰えるため遺品整理費用を抑えることができますね。
ただし、美術品や骨董品など専門的な鑑定が必要なものは、専門業者に買取依頼をした方が高値で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。遺品整理業者のなかには鑑定の専門家を配備している業者もありますので、そういった業者に依頼するのも方法の一つです。
ハウスクリーニング
通常の遺品整理後の簡易清掃より念入りに清掃を行ってもらいたい場合には、ハウスクリーニングのオプションがあります。水回りなどの基本的な清掃・消臭を行ってもらえます。
デジタル遺品の処分
スマートフォンのログインパスワードの解除や、パソコン等で使用されていた各種サービスのログインID・パスワードの解明とリスト作成、SNSアカウントの削除・解約手続き等、デジタル遺品と呼ばれるものの処分を行ってもらえるオプションです。
現代はネット銀行やネット証券会社を利用する人も多く、デジタル遺品の処分は今後ますます必要になってくるサービスでしょう。
庭木の剪定・伐採
庭木の枝がお隣の敷地に越境してしまうと、後々トラブルになってしまいます。自分ではできない庭木の剪定や伐採もオプションサービスで行ってもらえます。
車の処分・売却
遺品整理の際に忘れられがちな車ですが、相続人が使用するなら名義の変更、誰も使わないのであれば廃車処分が必要です。廃車や売却を行ってもらえるオプションを提供している業者もあります。
形見の配送サービス
まだ形見分けをしていない場合、形見の配送サービスを行っている業者に依頼すれば、形見の仕分けから配送サービスまで行ってもらうことができます。
エアコン取り外し
エアコンの取り外しや風呂釜の取り外しのオプションサービスを提供する業者は多く存在します。
遺品の合同供養
業者によって遺品整理費用に含まれる場合とオプションとして費用が必要な場合があります。仏壇の閉眼供養を行ってもらえるオプションサービスもあります。
遺品整理業者を利用するメリットとデメリット
遺品整理業者に依頼をしたいけれど自分で行う場合と比較して、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
遺品整理業者に遺品整理を依頼するメリット・デメリットは次の様なものがあげられます。
- 体力的な負担・精神的負担の軽減
- 遠隔地の遺品整理も時間をかけずスムーズにできる
- 見つけられない貴重品の捜索をしてもらえる
- 遺品の処分と同時に買取もしてもらえる
- 遺品を大切に扱ってもらえる
- 費用がかかる
- 悪徳業者も存在する
遺品整理を自分でしたらいくらかかる?
遺品整理は自力で行うことももちろん可能です。その場合にも、遺品整理には費用が発生します。どのような費用がかかるのか確認してみましょう。
交通費
実家までの交通費、高速道路代、燃料費などがかかります。遠方に実家がある場合は何度も往復する必要があるため、費用が嵩むポイントです。
不用品の処分費用
リサイクル料金
家電の中の4品目には処分する際に収集・運搬料金+リサイクル料金がかかります。製造業者(メーカー)により費用は異なります。ここではパナソニックのリサイクル料金を例に確認しましょう。
品目 | リサイクル料金 |
---|---|
エアコン | 990円 |
テレビ | ブラウン管式(小)1,320円 ブラウン管式(大)2,420円 液晶・プラズマ式(小)1,870円 液晶・プラズマ式(大)2,970円 |
冷蔵庫・ 冷凍庫 | 冷蔵庫・冷凍庫(小)3,740円 冷蔵庫・冷凍庫(大)4,730円 |
洗濯機・ 衣類乾燥機 | 2,530円 |
上記の家電4品目は購入したお店に引き取りを依頼するのが原則ですが、どこで購入したかわからない場合には、実家のある市区町村のホームページまたは電話にて確認をしましょう。
粗大ごみ処分費用
粗大ごみは実家のある市区町村により処分費用が決まっています。処分する物によって費用は異なりますが300~3,000円の範囲であることが一般的です。市区町村のホームページで確認をすることができます。
車のレンタル代金
ゴミは市区町村の回収日に合わせて出す必要がありますが、ゴミ処理施設に直接持ち込んで処分してもらう方法もあります。この場合は、ゴミや家具を運ぶ車が必要です。軽トラックなどのレンタカー代が必要になります。
備品代
遺品整理をするために、軍手や工具、段ボール、ガムテープ、スリッパやカッター、台車等が必要になるでしょう。
ゴミ屋敷の実家はヤバい?遺品整理費用は100万円?
遺品整理業者の費用の相場は先述しましたが、中には100万円を超える費用がかかる場合があります。単なるボッタクリ業者による請求の場合もありますが、正当な理由で100万円を超える費用がかかるケースももちろん存在します。どのような場合に、遺品整理費用が高額になるのでしょうか。
ゴミ屋敷
実家がゴミ屋敷状態で空家になってしまっている場合は、費用が高額になる傾向があります。なぜなら、ゴミ屋敷状態では物の量が多いのはもちろんのこと、ゴキブリなどの害虫や、ねずみなどの害獣が繁殖している可能性も高く、特殊清掃と消臭が必要になってくるケースが多いためです。
ゴミ屋敷を空家にしておくと、状況はますます酷くなり、近隣からのクレームが発生します。状況が悪くなれば、遺品整理の費用も高くなるため、早期に遺品整理を行う必要があるでしょう。
特殊清掃が必要
孤独死・自殺などにより亡くなった場合には、遺体が発見されるまでに時間が経過し、通常の清掃では汚れや匂いを消すことが難しくなります。そのために特殊清掃が必要になります。特殊清掃をして原状回復をする場合には、通常の遺品整理費用に比べ高額になります。
部屋数が多い・敷地が広い
田舎のお屋敷などは、敷地が広く部屋数も多くなるため、遺品の量が多量になります。庭木の伐採なども必要になることも多く、作業人数と作業時間、作業に必要なトラックの台数が増えます。そのため、通常の遺品整理費用に比べて高額になるでしょう。
特殊な運搬が発生する
大型家具や大型家電など通常の経路では搬出できない場合は、ベランダや窓から吊り下ろし搬出します。この場合にも、追加費用が発生します。ただし、吊り下ろしをしたからといってそれだけで100万円の費用が掛かることは通常ありません。
遺品整理を安くする方法
遺品整理費用はまとまったお金が必要です。費用を抑えるためには、次の方法を検討してみましょう。また先ほど説明した遺品整理が高額になるパターンに該当する場合でも、次の対処法を行うことで費用が抑えられます。
できる限り自分で整理しておく
遺品の数が少なければ、遺品整理の費用は安くなります。業者が入る前に自力で不用品を処分しておくとよいでしょう。
買取を活用する
多くの遺品整理業者は不用品の買取を行っています。買取をしてもらえれば、トータルの遺品整理の費用は安くなります。
ただし、美術品や骨董品、貴金属などは専門の業者に買取依頼をした方が高く買い取ってもらえる可能性が高いです。専門の買取業者に事前に買取査定をしてもらうか、専門の鑑定士が所属している遺品整理業者を利用するのがベストです。
複数業者に見積りを依頼する
遺品整理業者の見積もりは業者によって金額幅が大きいものです。少なくとも3社程度には見積り依頼をしましょう。見積りは面倒でも訪問見積りを依頼し、正確な見積もりを作成してもらいましょう。机上の見積りの場合、追加費用の発生リスクがあります。
遺品整理を始めるタイミング
持家の遺品整理のタイミング
親の持家の遺品整理をする場合には、比較的時間的なゆとりがあります。遺品整理のタイミングは、特に決まりがないため気持ちが落ち着いたころに行うのがベストでしょう。
しかし、遺品整理が終わらないため気持ちが落ち着かないという逆のパターンもあるため、遺品整理を行う一般的な目安を紹介します。
四十九日の後
四十九日の法要では、親族が集まり話をする機会があります。その時に遺品整理についての話をして、遺品整理に取り掛かるのは良いタイミングでしょう。
相続手続きが終わったころ
身内が亡くなった後には、悲しむ間もないほど様々な手続きを行っていかなくてはなりません。相続発生後の1,2ヵ月は相続に関する手続きでとても忙しくなるため、相続手続きが終わった頃は遺品整理を行うのによいタイミングとなります。
また相続放棄をする場合は、相続発生から3ヵ月が手続きの期限になるため、相続放棄をする、しないが決まっている頃合いになるため良いタイミングと言えるでしょう。
賃貸の場合の遺品整理のタイミング
亡くなった親が賃貸物件に住んでいた場合には、なるべく早いタイミングで遺品整理を行うのがベストです。というのも、亡くなった親が有していた賃借権(家を借りる権利)は、相続人に引き継がれます。
もし親の住んでいた物件に住まないのであれば、賃貸借契約の解約を相続人が行わなくてはなりません。行わなければ、家賃が発生し相続人全員が家賃を負担する義務を負います。
親が亡くなり悲しみが癒えない状況ですが、家賃が無駄にかからないよう、早めに遺品整理を行う必要があります。
遺品整理をしないとどうなる?
遺品整理をするタイミングについて解説しました。しかし、気持ちの整理がつかず、遺品を見るのも辛いという人も少なくないでしょう。では、もし遺品整理をせずにそのままにしていたらどうなってしまうのでしょうか。
- 遺品をそのままにしておくと、空き巣に狙われる可能性がある
- デジタル遺品の処分ができず、結果余計なサブスクリプションサービスなどを払い続ける可能性がある
- 実家の管理ができていないと近隣からのクレームが発生したり、最悪の場合行政から「特定空家等」に指定されたりするリスクがある
- 実家を売却したくてもすぐに売れない
- 家賃を払い続ける必要がある
- デジタル遺品の処分ができず、結果余計なサブスクリプションサービス費用などを払い続ける可能性がある
親の遺品整理をするのは、精神的な負担が大きく先延ばしにしておきたいものです。しかし、遺品整理をせず実家を空き家にしてしまうと、上記のようなリスクがあります。
また、順番は逆になりますが、遺品整理をしたから気持ちの整理がつくこともあると思います。自分のためにも、然るべきタイミングで遺品整理を進めていくようにしましょう。
良い遺品整理業者の見極め方
高齢化社会に足並みをそろえ、遺品整理業者の数も年々増加しています。約10年前に十勝毎日新聞社が発表した遺品整理業者の数は全国で2万社。現在ではさらに多くの遺品整理業者が存在しています。様々な異業種からの参入もあり、業者間の価格競争も起こり、遺品整理費用自体は低下傾向にあるようです。
それは利用者にとってはありがたいことですが、数が増えた分どのような業者を選べばいいか、頭を悩ませてしまいますよね。ここからは、優良な遺品整理業者の見分け方を解説します。
見積りが明確
見積りの内容を確認しましょう。見積もりは面倒でも訪問見積りを依頼しましょう。なぜなら現地を見ないで出した机上の見積りは、作業当日に追加料金が発生する可能性が高いためです。見積りは次のことを確認しましょう。
- 見積り金額は、どの作業まで含まれているかが明確にされているか
- オプション費用としてかかるものは何かが明確にされているか
- キャンセル費用が明確にされているか
- 現状から実家の状況が変わらない場合、見積り金額は確定金額か(変わらないか)
上記の確認をしましょう。実家の荷物が増えたわけでもないのに、作業当日に費用が変わったら納得いかないですからね。
契約書を作成している
令和2年に総務省行政評価局が行った遺品整理業者に関する調査によると、調査を行った遺品整理業者69社のうち43社、つまり約65%の遺品整理業者が契約書を作成しています。残り35%の遺品整理業者は契約書を作成しておらず、作成していない業者の70%が「契約書を作成する必要性を感じない」と回答しています。
利用する私たちからすると、数十万の費用が発生する契約に「必要性を感じない」という業者を利用する気にはなりませんよね。遺品整理に対する姿勢を表している気がしてしまうのも、仕方のないことでしょう。
契約書が不要な人もいるかもしれませんが、契約書を作成している業者を選ぶのがベストです。契約書も見積書と同様、キャンセル規定が明確であるか等の確認が必要です。
固定電話・会社の倉庫がある
遺品整理業者には、法人でおこなっている業者と個人事業で行っている業者が存在します。どちらが良いということはありませんが、少なくとも次の点を確認しましょう。
- 事務所の所在が明確であること
- 固定電話があること
何かトラブルがあった時に、携帯電話だけだと不安ですよね。固定電話はそう簡単に電話番号を変えるものでもないため、固定電話があると安心でしょう。
一般廃棄物収集運搬業の許可業者または提携業者
基本的に遺品整理業者は一般廃棄物収集運搬業の許可を持っていなければなりません。しかし、この許可は現状取得が大変難しく、許可を取りたくても取れないものです。実際は、一般廃棄物収集運搬業の許可業者と提携している業者も適法に遺品整理の業務を行うことが可能です。
ホームページなどでこの一般廃棄物収集運搬業許可業者か提携業者と記載されている業者を選ぶようにしましょう。
訪問見積り時に対応を見る
訪問見積りを依頼した場合のメリットは、正確な見積もりを作成してもらえることの他に、対応を確認できる点です。
私の知り合いの不用品回収業者から話を聞いたところ、「良い業者はリピーターが多い。リピーターになってもらえるように仕事をしている。ダメな業者は恰好からしてダメ。1度だけの仕事でいいと思っているから。」とのこと。小さなことかもしれませんが、だらしない恰好で来る=やっつけ仕事な感じがしてしまいますよね。
おすすめの遺品整理業者
優良な遺品整理業者の見極め方を紹介しました。見極め方のひとつに一般廃棄物収集運搬業の許可業者または提携業者から選びましょうとお伝えしましたが、実はこの許可・提携業者を探すのは骨が折れる作業です。
一般廃棄物収集運搬業許可が必要!と主張している業者でも、なぜか許可業者との記載がないのですよね。そこで、皆様に代わって私が探してみましたので紹介します。
遺品整理の七福神(ゴミ屋敷バスター七福神)
遺品整理の七福神は、一般廃棄物収集運搬運搬許可業者と提携している遺品整理業者です。メインの業務はゴミ屋敷の処理のため、大量の遺品のある場合にも安心して依頼できます。
対応エリア | 宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨・大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・愛知・三重・静岡・岐阜 |
訪問見積り | 無料 |
見積後の 料金変更 | 無し ※追加作業がない場合 |
不用品買取 | 〇 ※未使用の物、価値のあるもの |
仏壇の処分 | 閉眼供養・お焚き上げ可能 |
上記の基本料金はゴミ屋敷や遺品整理など不用品と必要品の仕分け作業から搬出作業まで含まれた、最低限の料金目安です。荷物の量やお住まいの階層・エレベーターの有無・駐車場からの距離など、作業環境による人員の増減で料金は変動します。細かな詳細はお見積もりの上で決定されます。
Relief リリーフ
創業60年、遺品整理と特殊清掃を中心にサービス提供しているReliefリリーフさんは一般廃棄物収集運搬許可業者と提携している業者です。全国に20店舗展開しており、NHKでもおかたづけのプロとして紹介されました。
対応エリア | 北海道・宮城・東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・新潟・大阪・京都・兵庫・奈良・和歌山・滋賀・愛知・三重・静岡・岐阜・岡山・香川・沖縄 |
訪問見積り | 無料 |
見積後の 料金変更 | 無し ※追加作業がない場合 |
不用品買取 | 〇 |
仏壇の処分 | 閉眼供養・お焚き上げ可能 |
上記価格は参考費用になり、正確な遺産整理費用は訪問見積りにて確定します。
アスエル
大阪府堺市の遺品整理業者アスエルさんも一般廃棄物収集運搬許可業者と提携しています。特殊清掃も得意分野とされています。
対応エリア | 大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山・三重 ※予約の空きがある場合は愛知・徳島・岡山・福井等200km圏内まで対応可能 |
訪問見積り | 無料 |
見積後の 料金変更 | 無し ※追加作業がない場合 |
不用品買取 | 〇 |
仏壇の処分 | 閉眼供養・お焚き上げ可能 |
上記料金は参考料金となり、正確なお見積もりは問い合わせをしてみましょう。荷物量によっては上記よりお安くなります。
複数業者から見積りをとるメリット
おすすめの遺品整理業者を紹介しましたが、重要なのは自分の遺産整理のニーズに合うかです。複数の業者に見積リ依頼をしましょう。複数業者に見積りを依頼するメリットは次のとおりです。
ぼったくられない
1社のみの見積りを見ても、それがお得なのか、ボッタクリなのか判別できません。少なくとも、3社程度の見積りがあれば、適正な見積り額がつかめるでしょう。
対応を比較できる
訪問見積りの依頼をすれば、実際にその業者の人と話す機会が持てます。3社の担当者と話をすることで、対応の比較をすることができます。
おすすめの遺品整理一括査定サイト
みんなの遺品整理
全国220以上の業者から最大3社に無料で訪問見積を依頼できます。運営者は日本最大級の老人ホーム検索サイト『LIFULL介護』を運営する株式会社LIFULL seniorと一般社団法人遺品整理士認定協会。この2社の審査を通過した優良業者のみが登録されています。
この2社の厳しい審査をした優良遺品整理業者のみを掲載している検索サイトになります。
1回のお問い合わせで最大3社の訪問見積りの手配が可能です。
遺品整理についてのよくある質問
Q.遺品整理業者に依頼する際どんなリスクがありますか?
事前の打ち合わせがしっかりできていないと、思い出の品を誤って処分されてしまうリスクがあります。(特に立会なしで作業をした場合)事前に大切なものは、自分で保管をしておけば防げます。
また骨董品などの遺品を安く買い取られてしまうリスクもあります。骨董品や美術品など鑑定が難しいものは、専門の鑑定士がいる買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
Q.遺品整理に保険が使えるって本当?
遺品整理の費用を保険金として出すという意味ではそのような保険はありません。しかし孤独死後の特殊清掃費用に対して保険金がでる保険はあります。
賃貸物件に住んでいた故人が孤独死したような場合では、カバーされるケースがあります。特殊清掃前に不動産管理会社に確認をしてみましょう。
遺品整理前に確認すべきこと
最後に遺品整理を始める前に確認すべきことを紹介します。
相続放棄の可能性
遺品整理を行ってしまうと、相続放棄が認められなくなる可能性が高いため、相続放棄をする可能性がある場合は遺品整理を行うことは避けましょう。遺品整理を行うことで、既に認められていた相続放棄が認められなくなる可能性もあるため、相続放棄が受理されたあとも注意が必要です。
親族への相談・報告
自分だけのタイミングで遺品整理を始めてしまうのは避けましょう。事前に親族に遺品整理を行う旨、相談や報告をしましょう。後で勝手に「○○を処分された」などと、険悪になることも考えられます。
まとめ
遺品整理にいくらかかるかは、相場はあれど、正確な費用は訪問見積りを依頼しないとわかりません。さらに、業者により見積り金額にかなり幅が出ることが多いものです。少なくとも3社程度の訪問見積りを依頼すれば、適正な金額を見極めることができますよ。
お見積りのみなら無料ですし、本契約をしなくてもペナルティはありません。後悔せぬよう、複数業者に訪問見積りを依頼して正確な費用を出してもらいましょう。訪問見積りの際は、念のために複数人で対応してくださいね。